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永住ビザ


州・準州スポンサー技術独立移住ビザ

サブクラス137州・準州スポンサー技術独立移住ビザ

州・準州スポンサー技術独立移住ビザ(State Territory Nominated Independent・Subclass 137)は特定の職業にてビザの申請をされる方がこのサブクラスのスポンサーシップに参加している州(ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、サウスオーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州)よりスポンサーシップを受けた上で申請する又はプール・マークでサブクラス136技術独立永住ビザを申請後又は下記説明するサブクラス134スキル・マッチング・ビザを申請後にこれらの州により申請者が指名・スポンサーシップを受けた上でこのビザの申請をする事ができます。

このビザ申請に適している方々は、申請者が、上記に挙げた州が独自に発表している職業リストにある職業技術を持っており、技術移住の申請時の一般申請最低必要条件を満たすが、どうしても120点のパス・マークを満たす事が出来ないという方々です。このサブクラスはプール・マーク(70点)を満たしていれば申請することができます。

申請者がこの永住ビザ申請前に最低限満たさなければならない6項目の申請条件は以下の通りです。

年齢 申請時に18歳以上45歳未満であること。
英語力 英語能力試験IELTS(International English Language Testing System)の各コンポネント(文章力、読解力、聴解力、会話力)で少なくとも5点以上取得したという審査時に有効な結果が提出できること。
資格 申請者は高校卒業以降に取得した学位や資格を保持していること。
職業 申請者の申請職業(Nominated Occupation)がオーストラリアの専門職業リスト(Skilled Occupations List)に載っていること。
実務経験 *申請者の申請職業が専門職業リストにおいて60点を獲得できる場合、専門職業リストに載っている職業(Skilled Occupation)で申請から遡る過去18ヵ月間のうち少なくとも12ヵ月以上の実務経験があること。
*申請者の申請職業が専門職業リストにおいて40点か50点を獲得できる場合、専門職業リストに載っている職業(Skilled Occupation)で申請から遡る過去36ヵ月間のうち少なくとも24ヵ月以上の実務経験があること。
技術査定 申請者はビザ申請前に、申請職業における技術を移民局指定の専門諸機関に査定してもらい、その結果を添付して申請しなければ有効な申請とはみなされません。申請者の技術が果たして、オーストラリアが定義づける技術レベルと同等又はそれ以上か否かを審査するものです。
技術査定(TRA)について-(PDF:67KB)

申請には、まず申請職業を技術査定団体に査定してもらい、その後、移住を希望する州へスポンサーシップ申請を行います。スポンサーシップが承認された後、ビザ申請となります。

スポンサーシップ申請に必要なものは、詳細な履歴書、移住を希望する州のリサーチ(申請職業の雇用状況や生活について)等です。特に、申請職業に対する十分な雇用需要が有ることの証明、又はすでにジョブオファーを受けているといったことがスポンサーシップ取得の鍵を握っているといえます。また、申請には、移住後の当座の生活やすぐに仕事が見つからない場合に備えてある程度の資産を有しているという証明が必要になります。州によってその額は異なりますが、大体申請者一人につき20000ドル。固定資産で証明する場合は、オーストラリア移住前に売却し現金化する必要があります。配偶者や扶養家族が増えるごとにプラス5000ドルというのが目安となります。スポンサーシップ審査期間は州によって異なりますが、おおよそ1、2ヶ月程度になります。

州のスポンサーシップを獲得し、サブクラス137を取得した後、申請者には以下の制限があります。

スポンサーシップ承認後のビザ申請にはおおよそ4ヶ月~8ヶ月程要します。

スポンサーシップに参加している州の職業リストはそれぞれの州のホームページでも確認できますが、弊社にご連絡頂ければ、無料にてお調べ致しますのでお気軽にお問合せください(http://www.nbca.com.au/contact.html