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永住ビザ


技術独立永住ビザ

サブクラス175/885技術独立移住ビザ

技術独立移住ビザは技術移住で最も代表的な永住ビザの1つです。このビザは、家族や雇用主のスポンサーシップの有無に関わりなくオーストラリアへの移住を希望する個人が独自で申請できるビザです。若くて学歴や資格、技能を持ち、オーストラリア移住後すぐに仕事に就ける方を対象としています。まず始めに、申請者が申請前に最低クリアしなければならない6項目の申請条件を説明します。

年齢 申請時に18歳以上45歳未満であること。
英語力 トレード職の方は英語能力試験IELTS(International English Language Testing System)の各コンポネント(文章力、読解力、聴解力、会話力)で少なくとも5点以上、それ以外の方は6点以上取得したという審査時に有効な結果が提出できること。
資格 申請者は高校卒業以降に取得した学位や資格を保持していること。
職業 申請者の申請職業(Nominated Occupation)がオーストラリアの専門職業リスト(Skilled Occupations List)に載っていること。
実務経験 上記専門職業リストに載っているすべての職業において、申請職業もしくはその職業と密接に関連する職業で申請時から遡って24ヶ月のうち12ヶ月以上の実務経験がある。ビザ申請から遡る過去6ヶ月以内にオーストラリアで最低計2年以上のフルタイムの英語で行われた教育課程を修了し、申請職業に密接に関わりのある資格や学位を取得した申請者には実務経験が免除されます。
技術査定 オーストラリア国外(サブクラス175)の方の場合、申請者はビザ申請前に、申請職業における技術を移民局指定の技術査定団体に査定してもらい、その結果を添付して移民局へ申請しなければ有効な申請とはみなされません。オーストラリア国内(サブクラス885)の方の場合、申請者はビザ申請前に、申請職業における技術を移民局指定の技術査定団体に査定の申請をしていなければなりません。
技術査定とは申請者の技術が果たして、オーストラリアが定義づける技術レベルと同等又はそれ以上か否かを審査するものです。
技術査定(TRA)について-(PDF:67KB)

これらの申請最低必要条件をクリアした上で、ポイント・テストでパス・マークを獲得する必要があります。2007年9月現在のパス・マークは120点です。ポイント・テストの内訳は[技術独立移住ビザポイントテスト]-(PDF:73KB)をご覧下さい。また、ビザ申請の流れにつきましては[技術独立永住ビザ申請の流れ]-(PDF:100KB)をご覧下さい。

サブクラス176/886州・準州スポンサー付技術独立移住ビザ

Skilled - Sponsored (Subclass 176/886) スキルド・スポンサード・ビザは技術移住ビザの中で代表的な永住ビザの一種ですが、技術独立移住ビザと違いオーストラリアの州・準州、もしくはオーストラリアに在住する家族や親類のスポンサーが必要となります。州・準州によるスポンサーがある場合は10ポイントもらえますが、親類によるスポンサーの場合はポイントはもらえません。基本的な申請条件はスポンサーシップが必要であること以外、技術独立移住ビザと変わりありません。2007年9月以降はパスマークが100点となり、実質上は州スポンサーを取得した場合にはパスマークが90点になります。技術独立永住ビザのパスマークが120点であることを考えると、このスポンサー付永住ビザの取得は多くの方にとって非常に現実性のあるビザであると思われます。申請者がクリアしなければならない項目は上記6項目に加え、州・準州もしくは親族からのスポンサーシップを受けていなければなりません。

年齢 申請時に18歳以上45歳未満であること。
英語力 トレード職の方は英語能力試験IELTS(International English Language Testing System)の各コンポネント(文章力、読解力、聴解力、会話力)で少なくとも5点以上、それ以外の方は6点以上取得したという審査時に有効な結果が提出できること。
資格 申請者は高校卒業以降に取得した学位や資格を保持していること。
職業 申請者の申請職業(Nominated Occupation)がオーストラリアの専門職業リスト(Skilled Occupations List)に載っていること。
実務経験 上記専門職業リストに載っているすべての職業において、申請職業もしくはその職業と密接に関連する職業で申請時から遡って24ヶ月のうち12ヶ月以上の実務経験がある。ビザ申請から遡る過去6ヶ月以内にオーストラリアで最低計2年以上のフルタイムの英語で行われた教育課程を修了し、申請職業に密接に関わりのある資格や学位を取得した申請者には実務経験が免除されます。
技術査定 オーストラリア国外(サブクラス175)の方の場合、申請者はビザ申請前に、申請職業における技術を移民局指定の技術査定団体に査定してもらい、その結果を添付して移民局へ申請しなければ有効な申請とはみなされません。オーストラリア国内(サブクラス885)の方の場合、申請者はビザ申請前に、申請職業における技術を移民局指定の技術査定団体に査定の申請をしていなければなりません。
技術査定とは申請者の技術が果たして、オーストラリアが定義づける技術レベルと同等又はそれ以上か否かを審査するものです。
技術査定(TRA)について-(PDF:67KB)
スポンサーシップ *州スポンサーシップ: 申請者は技術査定終了後に、永住を希望する州にスポンサーシップを申請し、承認されている。
**, ***親族スポンサーシップ: 申請者はオーストラリアに住んでいるオーストラリア市民権・永住権を持った18歳以上の親族によるスポンサーがある。

*各州・準州が必要としている職業が申請職業と一致している必要があります。

**オーストラリア市民権・永住権を取得している親族によるスポンサーシップを取得する場合、その親族の方は18歳以上であることが条件です。

***ここで言う親族の定義は、親子、兄弟姉妹、姪・甥、叔父・叔母、の関係になります。いとこや孫は含まれません。これらの関係は、申請者、申請者の配偶者、もしくは申請者の扶養家族のうち誰かが持っていれば認められます。また、技術独立永住ビザを申請の場合の親族の定義は、サブクラス487・475を申請の場合の親族の定義とは違いますのでご注意ください。

サブクラス485新卒者ビザ

このビザは、オーストラリア政府に認められた2年のコースを修了した方が、サブクラス885のビザ申請にポイントが足りない場合で、今後サブクラス885のビザを申請する予定のある方に適応されます。

このビザを申請する方は以下の申請条件にご注意下さい。

尚、ビザが発行されるには英語力の条件も満たしていなければならず、申請時にIELTSの結果、もしくは受験予定日を移民局へ連絡することが必要です。

このビザは18ヶ月の滞在を許可された一時滞在ビザで、この間に仕事、旅行、勉強、プロフェッショナルイヤーをすることが出来ます。この18ヶ月の間に、実務経験を積む、英語の勉強をする、もしくはプロフェッショナルイヤーを終了することでサブクラス885に必要なポイント、120点に到達することが可能となります。

永住権取得希望者に朗報!2年のコースで永住権取得の可能性!

技術独立移住ビザ(スキルド・インディペンデント・ビザ・サブクラス175/885)は技術移住でもっとも代表的な永住ビザの1つです。このビザは、家族や雇用主のスポンサーシップの有無に関わりなくオーストラリアへの移住を希望する個人が独自で申請できるビザです。若くて学歴や資格、技能を持ち、オーストラリア移住後すぐに仕事に就ける方を対象としています。このビザの特徴の一つに、申請者に問われている最低申請資格の一つである実務経験の免除があります。それは、オーストラリアにて2年以上の申請職業に関連したコースを履修し、コース修了から6ヶ月以内にビザを申請すれば実務経験が免除されることです。また、申請職業がMODLリスト(オーストラリアが必要としている職業リスト)に載っている職業の場合、MODL点として15点を獲得することができます。

例えば、調理師を例に取った場合、1年間の調理師のサーティフィケートコースを終了した後、オーストラリアでの査定機関であるTRA(Trade Recognition Australia)に調理師として技術査定の申請をすることが出来ます。その後、更に1年間のホスピタリティーのディプロマコースを履修することにより、2年の課程を修了したということで、調理師としての実務経験無しで永住権を申請する事が可能となります(注:技術査定には900時間の実務経験が必要です)。 MODL職を狙えば、年齢が高く、学歴が高卒であっても永住権取得の可能性があります。
上記の条件を満たしたと仮定した場合、次のようなモデルケースで120点のポイントの取得が可能となります。

モデルケース

38歳高卒もしくは専門学校卒の方の場合43歳高卒もしくは専門学校卒の方の場合
技術査定 60点
年齢点 20点
英語査定 15点
実務経験 0点
豪州ディプロマ又は資格 5点
MODL点 15点
豪州で調理師のバイト12ヶ月 10点
合計 125点
技術査定 60点
年齢点 15点
英語査定 15点
実務経験 0点
豪州ディプロマ又は資格 5点
MODL点 15点
豪州で調理師のバイト12ヶ月 10点
合計 120点

サブクラス134スキル・マッチング・ビザ

このサブクラスは、申請者が基本的にオーストラリアが必要としている専門職、そしてそれらの専門職に関する稀な技術を保持し、技術移住部門の申請最低必要条件を満たすが、どうしてもパス・マークを満たす事が出来ないという方々を対象としたビザです。ポイントテストではありませんので、申請者がプール・マーク(補欠点)を満たす必要もありません。このビザの申請をして、審査後から2年間申請が保留されます。そしてその保留期間に上記のサブクラス176のスポンサーシップに参加している州からスポンサーシップを提供される、又は、類似したスポンサーシップをRSMS過疎地域移住スキームやLA労働協定によるスポンサーシップを提供される可能性があり、スポンサーシップを受ける事によって、この移住ビザ取得が可能になります。

このビザ申請に適している方々は、申請者が、基本的にオーストラリアが需要としている専門職についており、技術ビザ部門の申請時の一般最低必要条件程の英語力や実務経験証明が出来ない、しかし、自分の技能や職歴が稀なものであり、従ってスポンサーシップ取得には有利であり、スポンサーシップ指名獲得の可能性に賭けてみたいという方々に適しています。

- スキルセレクト -

スキルセレクトとは、オーストラリアへの移住に興味を持つ技術者がExpression of Interest (EOI)に申請した情報を基に、一般技術移住ビザに認可してもらうオンライン制度です。移住希望者はオーストラリア州・準政府または雇用主から技術者ビザに選定されます。もしくは、オーストラリア政府よりビザ申請招待を受けることになります。

スキル・セレクトの利点とは?

オーストラリア技術移住者制度の運営における大きな変更点がこのスキルセレクトです。

この制度は技術移住ビザ制度がオーストラリアの経済的な需要を基にしたものであることを決定的にしています。オーストラリア政府は、経済状況の変化に伴って技術移住ビザ申請にはどのような人材が適切であり、またそれがいつ、何人なのかといった管理が可能となります。

この制度の導入により、移民市民権省はビザ申請過程における大幅な時間の節約と技術移住者の定住および雇用の見通しの向上を期待しています。

また、低人口増加地域の技術者の不足問題にも貢献します。この制度では低人口増加地域にて居住、就職を望んでいる移住希望者はその旨を記すことができます。特に技術者不足の問題を抱える企業や州・準州政府が移住者を低人口増加地域に誘致するのに強みとなります。

スキルセレクトの内容とは?

スキルセレクトとは、オーストラリアへの移住に興味を持つ技術者がExpression of Interest (EOI)に申請した情報を基に、一般技術移住ビザに認可してもらうオンライン制度です。移住希望者はオーストラリア州・準政府または雇用主から技術者ビザに選定されます。もしくは、オーストラリア政府よりビザ申請招待を受けることになります。

この制度は2012年7月1日から施行されます。技術独立移住、家族スポンサー付技術移住、州・準州スポンサー付技術、ビジネス・ビザに興味のある移住者はEOIの申請が求められ、ビザを申請するための招待を受けることになります。

スキルセレクトについて

スキルセレクトとは、オーストラリアへの移住に興味を持つ技術者がExpression of Interest (EOI)に申請した情報を基に、一般技術移住ビザに認可してもらうオンライン制度です。移住希望者はオーストラリア州・準政府または雇用主から技術者ビザに選定されます。もしくは、オーストラリア政府よりビザ申請招待を受けることになります。

この制度は2012年7月1日から施行されます。技術独立移住、家族スポンサー付技術移住、州・準州スポンサー付技術、ビジネス・ビザに興味のある移住者はEOIの申請が求められ、ビザを申請するための招待を受けることになります。

技術者への情報

スキルセレクトとは、技術者がオーストラリア移住への興味を表示するものです。

もしオーストラリアへ技術者として移住を希望し、国が求める技術を備えている場合は、スキルセレクトにEOIを申請する必要があります。

なお、雇用主スポンサーへの興味を示すことも可能です。

すでに決定済みの主要な点においても変更が生じる場合があります。この案内はスキルセレクトの内容の最終的な内容を表すものではありません。特に移民法の変更などに伴い最終的なスキルセレクトの詳細や手続きに変更が加わることも起こり得るため、ここでの案内に基づいていかなる行動も取ってはいけません。

 

EOIが申請できるビザの種類について

2012年7月1日より、以下の種類のビザ制度に興味のある方はビザ申請を行う前にEOI に申請し、ビザ申請招待を受ける必要があります。

また、以下のビザ制度においては、EOIにより雇用主から選出を受けることも可能です。

一回のEOI申請にて複数の技術者移住制度への意思表示が可能です。

新しい技術者ビザのサブクラスは2012年7月1日より導入される予定となっており、その他の情報については2012年4月から公表される予定となっています。もしEOIの申請を検討されているのであれば、新しいビザの選択肢については4月にもう一度、本ウェブサイトにて確認されることをお勧めします。

 

EOIとは?

EOIはビザ申請とは異なり、技術者ビザへの希望意思を表示するものです。

EOIでは希望するビザの種類によってさまざまな情報を提供する必要があります。

独立技術者制度のようなポイント制が適応される技術者移住ビザでは、ポイントテストの結果によりランク付けがされます。合格点に達していなくてもEOIの申請は可能ですが、ビザ申請の招待を受けることはありません。ポイントテストの算出方法についてはポイントテストのウェブページを参照ください。

注意:ビザ申請招待を受けた場合は、EOIで提供した情報の一部が申請書に使われます。もしも誤解を与える、もしくは誤った情報をEOIに提供していた場合は、詐欺とみなされる場合があります。申請は却下され3年間の申請禁止を受けるため、ビザ認可の妨げとなることがあります。

 

EOI申請前にするべきこと

EOIを申請する際には確認書類を一緒に提出する必要はありませんが、多くの情報を準備しておく必要があります。

例えば、独立技術者ビザの申請の場合は、以下のものが必要となります。

注意:EOIの確認資料をいつでも提出できるよう準備しておく必要があります。ビザ申請招待はEOI申請後、非常に早く発行される可能性があり申請準備期間はわずか60日しかありません。


EOI
の申請方法

ビザの種類の検討が済み、必要な条件の準備も済みましたら、後はEOIを申請するのみです。全てのEOIはスキルセレクトのサイトから申請を行わなければなりません。スキルセレクトは2012年7月1日から実施されます。

注意:EOIはビザ申請ではありませんのでブリッジングビザは発行されません。発行されるのは有効なビザ申請がなされた場合のみとなります。もし保有しているビザの期限が招待を受け技術者ビザの申請ができる前に切れてしまう場合、オーストラリア残留を希望する場合には他のビザを申請する必要があります。もし他のビザの条件に満たない場合はビザが失効する前に出国しなくてはなりません。

 

EOI申請後

EOI申請完了後、申請内容に基づきポイントスコアと結果が発行されます。

ビザの種類によっては、結果とポイントスコアの他に申請のタイミングが考慮されランク付けがなされます。ランク付けは客観的かつ自動的に行われ、移民省の職員が関与することはありません。

EOIの情報は常に更新が可能です。ポイントスコアに関わる内容の更新をした場合は自動的にランクに反映されます。

選別方法

検討しているビザの種類によって、ビザ申請招待を受けるか、もしくはオーストラリアの雇用主から仕事について面接の連絡が来るかが変わってきます。

独立、家族スポンサービザ

自動的にEOIでランクの一番高い人に招待が発行されます。これらのビザに関しては、Occupation ceilingsが設けられています。移民省の職員が関与することはありません。

州・準州スポンサービザ

州・準州政府が指名する前に評価をし、指名したい技術者を選定します。該当者には自動的に招待を受けます。発給数の上限が設けられています。

ビジネス・ビザ

現在はまだ検討段階にあります。このビザにおける招待に関する詳細は今後数カ月のうちに発表されます。

雇用主スポンサービザ

雇用主は仕事について面接をしたい技術者を検索し選定することができます。スキルセレクトで雇用主から連絡を受けた際は、その相手と雇用とビザについての話し合いに応じるかは本人次第です。このビザに申請する場合は招待を受ける必要はありません。

職業の上限

独立、家族スポンサービザまたは州・準州スポンサービザにて申請を希望する場合は職業の上限が設けられています。これは各職業グループにつき技術者移民として選出される人数の上限のことです。これによりビザ申請者の職業グループが一部の少数に偏ることを防ぎます。上限に達した際は、同年度内において当該職業グループへの招待は発行されません。すなわち招待はスコアが低かったとしても他の職業グループに発行されることになります。

スキルセレクトが導入された時点で職業の上限を確認することができます。

 

選定された場合

スキルセレクトから招待を受け取ります。その後60日間が期限失効前にオンラインで有効なビザ申請をするために与えられた期間です。

注意:2回の招待に対し何の有効なビザ申請がなされなかった場合は、EOIはスキルセレクトから削除されます。

 

選定されなかった場合

定員数よりもオーストラリアへの移住を望む人の数が上回っています。すなわちEOIを申請した人すべてがビザ申請招待を受けるということではありません。

EOI申請した日から2年間はスキルセレクトにデータが残ります。有効期限内は追加の資格や経験などの更新ができます。選定の確率を高めるという点で重要になります。

独立、家族スポンサービザの各招待選考ラウンド後、ウェブサイトにて各職業グループから招待を受けた最低スコアが発表されます。このスコアを基に将来自分が招待を受ける可能性を推測することができます。

 

2012年7月1日以前にビザ申請をした場合

2012年7月1日より前に申請されたビザに関しては、申請した時点でのビザ選定プロセス方法、すなわち変更前のプロセス方法が適応されます。

再度EOIをスキルセレクトにて申請が可能です。雇用主と州・準州政府によってEOIの検索がなされ、技術者ビザ取得の機会が高まります。

移民法改正による猶予期間対象者へのスキルセレクトの影響

猶予期間の対象者である場合、スキルセレクトによる影響はありません。

現在猶予期間中である場合、EOIの申請を推奨します。そうすることで、雇用主と州・準州政府によるEOIの検索、検討が行われます。

雇用主

スキルセレクト-世界各地から技術者の求人活動を行うことが可能に

オーストラリアの雇用主はスキルセレクトの導入により効率的に移住を希望する技術者の選定を行うことができます。雇用主はより早く、より簡単に技術者の検索と連絡が可能となり人材不足を補うことができます。

オーストラリアへ技術者として移住希望者は、まず初めに技術と経験を明記したEOIの提出が必要となっています。その際、雇用主スポンサーシップと低人口増加地域にて居住、就職を希望する意思表示が可能となっています。

スキルセレクトで検索すべきこと

雇用主はスキルセレクトを通じて、職種、資格、英語能力といった様々な条件を基に技術者を検索することができます。まず初めに技術者の詳細情報を確認後、スポンサーと雇用についての話し合いの場を設けることができます。

雇用はがスキルセレクトを使用の際に必要となります。

オーストラリアの企業はAUSKeyの登録ができます。安全で便利に多くの政府オンラインサービスにアクセスが可能になります。登録方法と詳細については下記のURLをご確認ください。

AUSKey website: https://abr.gov.au/AUSkey/Registering-for-AUSkey/Register-for-an-AUSkey/

適当な人材を見つけた場合

その場合はスキルセレクトを通して連絡を取ることができます。面接の問い合わせと連絡先が技術者に送られます。その後、技術者側から今後の雇用に関する問い合わせがあります。

その後の面接にて、技術者をスポンサーし雇用するかを判断できます。オーストラリアに移住する技術者のスポンサー方法については情報をご確認ください。

スキルセレクトからのみ技術者のスポンサーが可能なのか?

いいえ。雇用主独自の選出方法でのスポンサーも可能です。

スキルセレクトの利点とは?

スキルセレクトを活用することで、より効率的、効果的に必要な技術と特製を兼ね備えた技術者を選定することが可能となります。その結果、海外での採用募集にかかる費用を削減でき、人材の不足解消に貢献します。

もうひとつの利点とは、低人口増加地域における技術者不足の問題に取り組むことができることです。スキルセレクトでは申請者は低人口増加地域での居住、就職の意思を表示することができます。雇用主はその情報を基に適任者をスキルセレクトにより検索することができます。